事業案内

「食品中の放射性物質検査」のご案内

平素より当協会の運営につきまして、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、消費者の放射能に向ける目も今なお厳しい中、各自治体、食品等事業者の皆様は、放射能に関し積極的な情報提供による信頼性確保に取り組んでおられることと思います。

 このため、より厳格で精度の高い放射性物質検査が求められる食品の輸出に関わる事業者の方、消費者や取引先から自社製品について情報提供を求められた場合等にはより信頼性のある精密検査による証明が必要となります。

※各自治体で導入されている簡易機器「NaI(TI)シンチレーションスペクトロメータ」による検査に加え、より正確で信頼性の高いゲルマニウム半導体検出器による検査も実施し、測定値の比較検証・評価することも重要です。

このような食品等事業者の皆様ご要望に応えるため、公益社団法人宮城県食品衛生協会では下記により放射性物質検査を受け付けております。

分析機関として厚生労働省に登録された公益社団法人日本食品衛生協会研究所との連携により、格安の検査料や検査品の送料を食品衛生研究所が負担するなどしております。

是非、令和2年度の検査計画に当協会の放射性物質検査をご利用くださいますようご案内申し上げます。

令和2年4月

                   公益社団法人 宮城県食品衛生協会

会 長 佐々木 圭亮

<参考>

食品衛生法(昭和22年法律第233号)の規定に基づく食品中の放射性物質に関する基準値は次のとおりです。

放射性セシウム(Bq/kg)

飲料水:10Bq/kg

牛乳:50Bq/kg

乳児用食品:50Bq/kg

一般食品:100Bq/kg

「食品中の放射性物質検査」ご利用の手引き

検査対象品

食品等(加工食品、飲料水、農産物、畜産物など)

※ 上記以外の肥料、土壌などについてはご相談ください。

検査の必要量
2L以上(密充てん状態)
※ 液体は2L目安として水に沈む食品は3㎏、水に浮く食品は2㎏
(輸送時に破損しないよう梱包の上、ご送付ください)

検査項目
セシウム134(134Cs)およびセシウム137(137Cs)
(ご希望により、ヨウ素131(131I)を無料追加します)

検出限界・検査手数料(税込)(宮城県内特別料金)
一般食品、乳児用食品、牛乳 
 10 Bq/㎏以下 5,000円
 5 Bq/㎏以下  5,000円
 2 Bq/㎏以下  5,000円
 1 Bq/㎏以下  5,000円
飲料水
 2 Bq/㎏以下  5,000円
 1 Bq/㎏以下  5,000円
※ 検出限界(基準値の1/5の濃度以下であることと試験法に定められています)

検査方法
ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー

検査依頼書
(公社)宮城県食品衛生協会(TEL 022-355-7005)へご連絡ください。
検査依頼書をお送りします。また、下記のPDFからも印刷できます。

依頼書様式PDF 依頼書見本PDF

検査品送付先

〒194-0035 東京都町田市忠生2丁目5番47号

(公社)日本食品衛生協会 食品衛生研究所 検査事業部 

電話 042-789-0211 FAX 042-789-0355
※検査受託状況により受付日を調整させていただくことがございますので、事前にご連絡をお願いいたします。
※検査品と検査依頼書とともに宅急便でお送りください 。
(検査品はヤマト運輸(株)・佐川急便(株)をご利用の上、研究所へ着払いでお送りください。

検査後について

検査後の検査品は、ご希望の方には返却いたします。

(送料は研究所で負担いたします)

注)チェルノブイリ事故の際、国の委託を受けて放射能検査を行った実績のある機関です。       

お問い合わせ先 公益社団法人宮城県食品衛生協会

TEL 022-355-7005/FAX 022-355-7006